シノハラ歯科医院

お気軽にご相談ください!
無料診断会はこちら

お口は全身の健康と直結している

みなさん、こんにちは

歯科衛生士の町田です!

 

サクラ満開の今日この頃、…いかがお過ごしでしょうか?

 

今年は例年よりも早い満開だそうですね!

 

皆さんはお花見にもう行かれましたか?

 

私は…この時期に限って連続勤務のために、通勤の行き帰りに地元の桜並木に少し遠回りして帰りながら見るくらいですが、お日様と桜、夜桜…どちらも素敵ですよね!!

 

口腔内細菌のセミナーに行ってきました

さて、今回は先日、セミナーへ行った事をご紹介したいと思います。

 

今回参加したセミナーは「花田信弘先生による、ライフコース・ヘルスケアの展開~3DSによる口腔細菌の管理と栄養指導による腸内細菌の管理~」です。

 

 

私が復職をしてから本格的に勉強し始めた口腔内細菌…

 

お口の中のバイ菌の体に対する異害性については、定期予防処置に入らせていただいている患者様に伝えています。

 

まだ知らない方にも、知っている方にも目から鱗な最新の情報を今回はお届けします。

 

 

お口は全身の健康と直結している

前回の腸内細菌のコラムでも、口腔細菌と腸内細菌には相関関係があると書きましたが、人には善玉菌(良)悪玉菌(悪)日和見菌(常在菌)があります。 

 

この細菌のバランスが崩れると身体に対して良くない事がおきます。

 

しかし、私たちには免疫機能が備わっていますので、少々の事では病気にならないわけです。

 

時々メディアにも出られていて、今回セミナーでお話して下さった花田信弘先生は、

 

「いつも健康でいるためには、栄養、運動、休養、喫煙、飲酒、お口の健康の6本柱であること、病院は病気にならないと手当てができないが、歯科は病気になる前段階で関わる事ができる、逆に言えば歯科で病気にならないように食い止める!歯科は、お口は全身の健康と直結している。」

 

と熱く、そして最新の情報を私たちに教えて下さいました。

 

 

今回は、いつもの細菌の話の前に遺伝子のプログラミングについてお話ししていました。

 

いきなり、なんだ?と思うかもしれませんが、少々お付き合い下さいませ。

 

 

先にも書いたように健康の6本柱、栄養、運動、休養、喫煙、飲酒、お口の健康、のなかで、歯科では「お口の健康」だけすればいいのでしょうか?

 

そうではありません。

 

 

例え虫歯や歯周病が良くなったとしても、また治療前と同じ食生活や生活行動をしていたらまた元に戻るのです。

 

なので、私たちは日々の治療の中でその方の生活背景もみて、本当は生活指導や食生活指導等をしなければならないのです。

 

ですが、実際はあまりできていないのが今の歯科ではないかと思います。

 

 

ところで、健康管理士一級指導員という資格を2年前に取得しました。

 

この資格は文部科学省が唯一行っている通信制の資格で、栄養はもちろんですが病気、医療制度、気象まで多岐に渡り学びました!

 

 

恥ずかしながら、あまりお勉強が得意でない私には、ちんぷんかんぷんな事ばかりでしたが、患者さんが一生、少しでも自分の歯で食事がとることができて、会話や好きなことができて、少しでも長く自立した生活を送れるように。

 

また、今後の私の歯科衛生士としてのビジョンが『指導もできる歯科衛生士になりたい!』なので、まだまだ勉強しなければならないことだらけです。

 

少しでも患者様のお役にたてるように日々精進し続けたいと思っております。

 

 

遺伝子のプログラミング

さて、話を戻しましょう。

 

遺伝子のプログラミング…ドハドの学説の登場!

 

 

『ドハドの学説』と調べると「将来の健康や特定の病気へのかかりやすさは、胎児期や生後早期の環境の影響を受けて決定される」とあります。

 

 

花田先生は「生活習慣病対策として40歳を迎えると特定検診や特定保健指導といったヘルスケアが組織的になされているが、実は学齢期(6歳~15歳)、青年期(15歳~29歳)からライフコース(個人が一生の間にたどる道筋)を考えていかなければ、防ぐことができないのではないか」とおっしゃっていました。

 

 

低体重状態で生まれた赤ちゃんは生活習慣病になる割合が多いことが多数報告されています。

 

 

花田先生は「痩せている妊婦さん(低栄養状態)が低出生体重児を産むリスクは、普通体重の妊婦さんよりも1.64倍であり、胎生期(おなかの中にいる赤ちゃん)に母親のやせ(低栄養状態)という環境に曝された胎児は、出生後の低栄養環境に耐えられるように染色体遺伝子が胎内でプログラミングされる。

 

ところが、出生後は胎内環境とは異なり予想外に豊かな食生活環境があり、そこで成長すると、低栄養環境に対応した遺伝子プログラミングと実際の豊かな環境とのギャップが生まれ適応障害を起こして生活習慣病にかかりやすくなると考えられている。」とおっしゃっています。

 

 

要は、痩せているお母さんのお腹の赤ちゃんは、お母さんの身体の低栄養を読み込んで、飢餓状態だと認識する。

 

だけど、産まれたら外の世界は栄養飽和状態。

 

その為に栄養吸収が良すぎて、生活習慣病を招きやすい。という事です。

 

 

しかし、胎生期に母親が十分な栄養をとっていれば、胎児は豊かな栄養状態の環境に適応できるプログラミングがなされ、豊かな食生活環境にいても生活習慣病を回避できると考えられるそうです。

 

これはまだ仮説だそうですが、ほぼ間違いないともおっしゃっていました。

 

 

このようにこの世に産まれてから青年期とされる30歳位までの環境や生活習慣によって、染色体遺伝子に加えられる記憶の結果として、成人期に高血圧や糖尿病といった生活習慣病が発症すると考えられるようになったそうです。

 

 

今からでもご自身で出来ることを探りながら、少しでも健康寿命の延伸になればいいなと思います。