シノハラ歯科医院

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年を重ねても自分らしく、健康でいきいきと生活するための秘訣

朝霞市の人口は平成28年度調査によると、135,928人。内65歳以上の人口は25,431人で、高齢化比率は18.71%となっています。

 

これは埼玉県の平均24.8%からみるととても低い推移ではありますが、朝霞市だけでみますと、人口の5.3人に1人が65歳以上という状況です。

 

高齢者になると誰しも病気のひとつやふたつを抱えており、認知症になる方も少なくありません。

 

そして、高齢化に伴い、若い時と比べて食べることや飲み込む機能が低下してきます。

 

歯や口腔(こうくう)の健康を保つこと、つまり食べる機能を維持することで、自分らしくいきいきと生活することができる「健康寿命」が延びると考えられています。

 

いきいきと健康でいるためには食べることが大切です

みなさんが毎日食べている食事は、生きていくために必要な栄養をとるための大切な営みです。

 

しかし、食事には単なる栄養摂取だけでなく、人生における楽しみのひとつです。

 

もし将来、様々な理由でおいしい食事を食べることができなくなったら、、、と想像したら、毎日の生活は楽しいでしょうか?

 

最後まで自分のお口で食べたいものを食べるためには、お口が健康であることが大切です。

 

歯と健康と聞いてもあまりピンとこない方も少なくありません。

 

ですが、年を重ねるとだんだんと以下のようなことを感じることが多くなります

 

・ついついやわらかいものばかり食べてしまう

・食べることが面倒くさいと思う

・さっと食べられるうどんやお茶漬けなどをよくたべるようになった

・お肉を食べなくなった

・水などを飲み込むと、むせることが多くなった

・歯が1本や2本なくてもこのままでいいかな。と思っている

・歯医者さんへ行くのが面倒くさくなった

 

といったことを感じていたら、食べること、飲み込むことの機能が低下する予兆です。

 

食べることや飲み込むことの機能が低下すると、低栄養状態になり、体が衰退してしまう状況に陥りやすくなってしまいます。

 

いつまでも自分らしく、健康でいきいきとした生活を送るためには、お口の健康がとても大切になってきます。

 

お口は「第一消化器」と言われるほど、胃にたどり着く前に、しっかりと噛んで、消化しやすくする必要があります。

 

また、体の基礎となるたんぱく質を摂取しなければ、筋肉はできません。タンパク質の元は肉と魚などがあります。これらを食べるためには、しっかりとした歯が必要です。

 

お口の中がばい菌だらけですと、歯周病になり、歯がぬけてしまったり、ばい菌が血液に入り込んで、脳卒中などの命に係わる病気になることもあります。

 

最後の晩餐は本当に食べたいものを食べられるのでしょうか?

高齢化が進むと、様々な理由で食べられない状況になります。認知症、全身疾患、口腔内のトラブルなどがあります。

 

口腔内のトラブルとは、歯が抜けたり、口腔内が汚れていてばい菌がたくさんいたり、飲み込む機能の低下を言います。

 

そのような状況になると、食事はやわらかいものばかりになり、おかゆ、見た目が何のおかずかわからないペースト状にしたもの、細かく刻んだものや、最終的には点滴や胃ろう(胃に直接チューブを通して栄養価が高い液体を流し込む)になり、お口から食事ができないことも少なくありません。

 

友達や家族との会話の中で、「最後の晩餐は何が食べたいですか?」という話を1度はされたことがあると思いますが、今現在イメージしている最後の晩餐の食事を本当に最後の時にいただくことは難しいのが現状です。

 

それを少しでも維持・予防するためには、お口の健康と清潔な口腔状態を保ち、訓練をすることで、最後までお口から食べたいものを食べることができるようになります。

 

お口から健康でいるための3つのポイント

いつまでも自分らしく健康でいるためのポイントをまとめました。

 

1)お口の環境を整えましょう

歯が20本(矯正などの理由で抜歯していない方)ある状態にし、しっかりと噛めるお口にしましょう

 

2)肉と魚などのタンパク質をしっかりとりましょう

タンパク質をとることで、筋肉が作られます。肉、魚、チーズなどを日々食べるように心がけましょう

 

3)口腔内を清潔にしましょう

口腔内を清潔にすることは歯周病の予防となり、歯を残すことができたり、ばい菌が少なくなることで、命に係わる病気も予防することができます。

 

歯科から健康寿命をのばそう

お口の健康を維持することで、良いことがたくさんあります

 

・家族と一緒に食事ができる

・食べたいものが食べられる

・栄養状態が良いので、健康寿命が延びる

・毎日の食事が楽しみになる

・認知症の予防になる

 

といった、様々な良いことがあります。健康寿命を伸ばすには、お口の健康を意識して、毎日の食事を楽しくいただくことが大切です

 

 

参考

70歳以上の5人に1人が低栄養!高齢者を低栄養にしない20のアプローチ

著 沖縄メディカル病院 副院長 金城大学 客員教授 吉田貞夫